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2024年シーズンはもう始まっている!

とうとう今年ももう12月。

私の大好きな野球もようやくオフと呼ばれるシーズンに入りました。

例年の私なら春季キャンプが始まる2月まで首を長ーくして球春を待つのですが、今年は違います

タイトルにも書いているように、もう2024年シーズンは始まっているんです!

2023年、人生で一番野球を見たシーズンを過ごして改めて実感したことが一つ。

「野球ってオフないじゃん!」

ということで、来年の話をしたら鬼に笑われそうですが、来シーズンのお話を少しだけ…

【2023年ドラフト】

今年のドラフトで私が注目していた選手は仁田陽翔投手(仙台育英)と寿賀弘都投手(英明)です

仁田投手は仙台育英で東北勢初の甲子園優勝を経験した選手。

エース番号を付けたのは髙橋煌稀投手でしたが、湯田統真投手との同級生3人組で「150キロトリオ」と呼ばれました。

前者2人に比べると、「完成度」という意味ではもう少しだったかもしれないけれど、マウンドに立った時の気迫というか、放たれてるオーラというか、見た人を魅了する、言葉にはできない魅力が半端ないんです

これ、上手く伝わらないの悔しいので、みなさんちょっと調べて見てみてください!

簡単に言ってしまえば、「エースと呼ばれる選手」みたいな、「ザ・ピッチャー」みたいな、「大物になるぞ」って感じる投手。

だから、プロに入ってファームで1,2年鍛えられて、上がってきた時にはとんでもない投手になってるんじゃないかなって楽しみにしていたんですけど、選ばれず…

支配下って条件があったみたいなんですけど、恐らく大学に進学すると思うんで、そんな選手を身近で見れるなんて、ね、もう来年が楽しみでしょ?

まだどこの大学に行くか発表されていないんですけど、来年どこのユニフォームを着てプレーしているのか…

こんなワクワクすることはないです

2人目の寿賀投手は、結果から言うと、オリックスに育成1位で指名されました

選ばれた時はもう本当、誰よりも嬉しかったし、正直、タイガースのドラフトとかどうでもいいわけじゃないけど、そっちのけで、寿賀くんが選ばれるのか、選ばれるならどこに行くのか、もうこれを見届けるためだけに10月26日、ドラフトの配信を見てました

でも実は寿賀くんを知ったのは恥かしながら今年の夏の甲子園から、、、

しかも初戦で負けてしまったので見れたのも1試合のみ。。。

なんですけど、その1試合で投げたボールっていうか、マウンドで投げてる姿が他の選手と違ったんです

これも、映像とかで実際に見てもらいたいんですけど、マウンド度胸がね、高校生じゃないんです

この試合、先発したのは寿賀くんと同い年の下村くんで、彼がエースナンバーを付けていたんですけど、

この日、英明高校は下村、寿賀、下村、寿賀、下村、寿賀、下村、寿賀という継投をします

相手は智弁学園。

結果、タイブレークに持ち込まれて負けてしまうんですが、継投から分かるように、ピンチの場面で寿賀くんが投げるんです

その時のピッチングが圧巻なんです

一点もあげたくない、この一点で流れが向こうに行ってしまうかも…っていうピンチで何回もマウンドに上がるんですけど、その度にピシャリと押さえてベンチに帰っていくんですよ

プロ野球選手でも難しい場面で抑えちゃうんです

でも、私が惹かれたのは「抑えるところ」じゃなくて、「ピンチでも負けずに自分のピッチングをして」ベンチに帰ってくるところ。

正直、1年間で143試合を戦うプロ野球では、野球の技術と同時に、いや、それ以上に、メンタル面も大事になってくると思うんです

でも寿賀くんは、1敗もできないプレッシャーのかかる甲子園の、しかもピンチの場面で、自分のピッチングをして投げきったんです

これね、すごいことですよ

本当に高校生?って思います

育成なので背番号は3桁(041)なんですけど、たぶんすぐ支配下登録されると思います

来年、「育成だった」記念として「041」のユニフォームを作って舞洲に通う計画中です

と、ここまで2023年のドラフトについて書いてきましたが、

嬉しいスタートを切る選手もいれば、野球に別れを告げる選手が出てくるのもこの時期…

つい先日、早稲田大学の飯塚脩人投手が大学で野球を辞めるというニュースを知りました

飯塚くんは2019年の選抜で準優勝(習志野)した時のメンバーで、U18メンバーにも選出されました

この年、高校生でプロ野球選手となったのは佐々木朗希投手(千葉ロッテマリーンズ)、宮城大弥投手(オリックス・バファローズ)、西純矢投手(阪神タイガース)…とスターたちが勢揃い

飯塚くんもそのメンバーに名を連ねるのですが、

まだこの時の私は全国大会くらいしか高校野球を見ていなくて、飯塚くんを知ったのもこの甲子園大会からだったんですけど、気になってずっと見てました

ベンチでバナナを美味しそうに食べていたりかわいい一面もあるんですけど

マウンドに立つと別人。

もうある意味詐欺ですよ、同じ人が投げてる?ってくらいマウンドに立ってる飯塚くん、強いんです

「あー、これがエースって呼ばれる投手なんだな」っていう、投げるボールだけじゃなくてマウンドに立ってる時の所作とか、もう全てがエースなんです

この年、習志野はエースの飯塚くんを継投する形で試合を作っていくのですが、ある試合で先発した山内翔太投手(1つ下の代のエース)が打ち込まれてしまって、、

途中から飯塚くんがマウンドに上がって、抑えたんですけどたしか敗戦した気がします

試合後、山内くんが「やっぱりエースは飯塚さんだった。飯塚さんみたいになりたい」みたいなことを言っていて、そういうところもエースだったんだなぁ…と。

そんな飯塚くんは、将来の夢に「大学で野球をすること」ってあげていたみたいで、

大学では怪我で苦しかったと思うんですけど、やりたいと言っていた大学での野球、やって良かったと思える4年間になっていたらいいな…と、思います

そして山内くんは現在、日本大学で野球を続けています。

来年からは二刀流に挑戦するみたいなのでますます楽しみです

山内くんの話をしたので、最後は、私が勝手に2024年楽しみにしている大学生と高校生を紹介します

【大学生】

・宗山塁選手(明治大学)

前回のブログでも書いていた選手なんですけど、2024年のドラフト大目玉の選手です

来年からの侍ジャパンのメンバー(候補)がこの間発表されたのですが、もちろんメンバー入り。

で、ここでもう一人、明治大学で気になってる選手がいるんです!

・榊原七斗選手(明治大学)

春は7試合しか出てなかったんですけど、この秋は途中出場も含めて計13試合に出場。

この秋成長したな…って思う選手で、しかも、いいところで打つんです

来年2年生になるので、まだあと2年もあるんですよ

楽しみでしかないです

・坂玲哉捕手(同志社大学)

坂くんも前回のブログに書いていた選手なんですけど、この間、チラッと関西学生野球連盟のチャレンジリーグ(1,2年生がでる試合)での同志社のスタメンを見たら、坂くんがスタメンマスクで!

もう文字通り狂喜乱舞ですよ

同志社のキャッチャーは坂くんの1つ下、1回生の辻井くんが多くマスクをかぶっています

辻井くんは大学野球関西オールスターにも1年生ながら選ばれていて、きっとこのままチームの中心選手になっていくんだろうなぁって。

坂くんにとって大きな壁かもしれないけど、チャレンジリーグに出てるってことは期待されてるってことでもあると思うんで、今年より少しでもたくさん、グラウンドでプレーしてるところ見れるのを楽しみにしてます

・勝田成選手(近畿大学)

我らが近大の内野の鉄壁・勝田くんです

いや、近大じゃない!日本の鉄壁です!

勝田くんも前回のブログに書いていた選手なんですけど、この間、やーっと大学日本代表(まだ候補なんですけど)に選ばれました

やっと待ってたこの時を!

念願のジャパンユニの勝田くんを見れるのか…!という気持ちです

勝田くんはセカンドを、宗山くんはショートを守っているので、

宗山くんとの華麗な二遊間、、、想像するだけで頬が緩みます

ちなみに、もう一人気になってる選手が近大にいて、その選手の名前は

・阪上翔也選手(近畿大学)

です。

今回の代表(候補)入り果たすか…?!と期待していたのですが選ばれず…

でもまぁ候補の時点なので、最終的には選ばれるんじゃないかなーと大期待しています

近大の田中秀昌前監督もとーっても期待を寄せている外野手で、

パンチ力が増したって感じなのと、一発の魅力、

あとはなんと言っても「顔」です

打席に立ってる時の顔が、めっちゃ怖いんです

でもこれ、褒め言葉。

タイガースの木浪選手も、ヒットを打つ時の打席の顔、めっちゃ怖くて、それに似てるんです

まじで怖い。

目力って言った方が分かりやすいかもしれないんですけど、めっちゃいい目するんです

阪上くんが打席に立つ時はぜひ、「目」に注目して見てください

では最後に高校生を。

【高校生】

・中野大虎投手(大阪桐蔭)

もう名前からかっこいいでしょ

「なかの だいと」って読みます

みなさん薄々感じてました?

そう、一家で虎党。しかも中野くんの帽子には「猛虎魂」って書いてあるんです

もちろん、だからってわけではなく、

とにかく投げっぷりがいいんです、見てて気持ちいい

中野くんで打たれたら仕方ないなって、そう思うんです

これって相当だと思いません?それくらいすごい

しかもなんとまだ1年生。

この豪快さに繊細さまで持ち合わせてしまったらどうするの?最強エースじゃん!って。

大阪桐蔭は今年、秋季近畿大会を初の3連覇で締めくくり、神宮大会に出場しましたが5失策でまさかのコールド寸前の初戦敗退…

神宮大会での3連覇を逃しました

ただ!

下級生がとんでもないんです

大器が勢ぞろい

中野くんもその一人なんですが、もう一人、秋季大会で全国に名を轟かせた1年生がいるんです

・森陽樹投手(大阪桐蔭)

2023年10月29日。

私は大阪桐蔭の徳丸快晴選手を見たくて秋季近畿大会を見に行きました

その試合で最後に投げたのが森くんだったんですけど、まさに「圧巻」

下に中野くんがいるだけですごいのにまた1年生にヤバい選手がいる…

そんな衝撃でした

帰り道にSNSを開いてみたら既に「大阪桐蔭の森くん」で話題は持ちきり

「中田翔以来の衝撃」って言うと分かりやすいかと思います

もう、大阪桐蔭ズルいって…って感じですよ

誰が打てるのよ。。

大阪桐蔭のイメージといえば強打

正直、最近あまり打のイメージがなかった桐蔭なんですけど、記事に「大阪投蔭」って書かれるくらい来年は投手王国になるんじゃないかなーと思います

3番を打ってる徳丸くん、4番のラマルくん、さらに中学時代「村上2世」と呼ばれた吉野颯真くん(なんと彼も1年生!)もいて打つ方も楽しみなのですが、大阪投蔭…

そんな桐蔭も楽しみです

最後にちょっぴり気になった選手を。

・辻井翔大投手&片井翔太捕手バッテリー(高知)

私が彼らを知ったのは恥ずかしながら2023年の神宮大会でした

なんとこの季節の変わり目に、私、人生2回目のインフルエンザになってしまって。

「あー、今日から神宮かー」とふと思って軽い気持ちで試合を見たら大後悔ですよ

とんでもないバッテリーがいるじゃないか!

辻井くんは前から注目の選手で、投げてるところ見ても「あー、普通にすごいな…」って。

試合はタイブレークののち負けてしまうんですけど、まだまだ投げてるところ見たかったー!と思って過去の試合をちょっとだけ探しました

それくらい、「投げてるところを見たい」って思ったんです

2024年の選抜には出場すると思うので、甲子園の楽しみがまた一つ増えました

で、問題はキャッチャーの片井くんですよ

なんとその時キャッチャー歴2ヶ月のいわゆる「急造捕手」

夏までは投手兼遊撃手でプレーしていたみたいなので、ピッチャーの気持ちが分かるし、これは最強バッテリー誕生じゃんって思っていたら、なんと片井くんもまだ1年生!

恐るべし「06世代」

で、なぜ私が軽い気持ちで見て後悔したかっていうと、辻井くんのピッチングも当たり前に驚愕したんですけど、片井くんの野球勘ってやつです

ピッチャー経験があるなら…って思うかもしれないですけど、自分のことでいっぱいいっいになるはずの1年生が、しかも急にキャッチャーになって、そして神宮大会っていう大舞台…

初戦の1回裏、2アウト1塁の場面で盗塁を許してしまうんですが、2回裏、2アウト1塁と同じ場面でになると、初球を投げる前に辻井くんが一塁に牽制、その後、初球を変化球でストライク、このあとです

片井くんが外にストレート(ボール球)を要求するんです

外に外したところでファーストランナーが走ってきて悠々と盗塁を阻止

相手のプレーを読みきっていた片井くんのこの一球。

解説の方も「すごい!」って言ってたけど、このワンプレーに片井くんの全てが出ていたような気がします

一冬超えた辻井&片井バッテリー、楽しみでしかないです

と、こう見てみると、2024年シーズン、もう始まってるでしょ?

野球にオフってないんです

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