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【企業の方必見!】プロモーションビデオ制作 大切な4つのポイント

プロモーションビデオとは?

プロモーションビデオとは、企業イメージの向上や商品・サービスの売上げアップ、ブランディング、採用強化などの目的で制作される動画です。商品やサービス、企業の詳細・メリットを紹介することで、購買意欲を高めたり企業名を覚えてもらったりといった視聴者の行動促進につなげる映像のことです。

プロモーションに映像を活用するメリット

短い時間で内容を理解できる

映像には、視覚と聴覚に同時に且つ直感的に訴える力があります。

文章がメインのプロモーションだと、ユーザーは目で文字を追わなければなりません。興味があって訪問したWebサイトであれば問題ないですが、意図せず表示された広告だとストレスを感じることも考えられます。

一方で、映像であれば、BGMやアニメーションなどを用いて表現できるため、視覚だけでなく聴覚にも訴求可能です。文章では理解しづらい情報であっても、視覚・聴覚を活かした動画であれば直感的に理解できます。文章を読む手間を考えれば、長くても数分で伝わる動画のほうが効率的といえるでしょう。

大きな拡散を期待できる

プロモーションビデオはYouTubeはもちろん、TwitterやInstagram、TikTokといったSNSによる大きな拡散が期待できます。SNS上でプロモーショビデオを宣伝すれば、多くのフォロワーへ視聴してもらうことが可能です。

またSNSにはシェア機能があり、フォロワーからフォロワーへと連鎖的に情報が拡散しやすい性質があります。企業がフォロワーに向けて発信した動画は、シェア機能で自社を知らない別のフォロワーに視聴してもらえる可能性もあります。

ただし、近年で普及しているSNSは、それぞれユーザー層が異なります。プロモーションビデオをSNSで発信する場合は、訴求したい商品・サービスのユーザー層を考慮したうえで、適切なSNSを選びましょう。

プロモーションビデオを制作する前に整理したい6つの要素

プロモーションビデオを制作する上で、まず必要となる項目があります。
制作に入る前にこれを整理することで、企業サイドと制作サイドのイメージのすり合わせが明確になります。

①目的(何のために?)   …この映像によって、どういう効果・影響をもたらしたいか?
②対象(誰に向けて?)   …30代女性でハイブランドを好む層で、人と被らない新しい情報を欲している、など
③媒体(どこで?)     …放送局、SNS、サイネージ など
④予算(どのくらいで?)  …ある程度の価格帯を把握することで、精度の高い内容を提案できる
⑤納期(いつまでに?)   …納品日から逆算して、さまざまな工程の期日を設定できる
⑥手段(どのような方法で?)…どのような方法で表現するのか?プレゼン?インタビュー?レポート?ドラマ?アニメーション?スタイリッシュなイメージ映像?

プロモーションビデオに大切な4つのポイント

これからご紹介するのは、プロモーションビデオにおける重要なポイントです。
いくらキレイな映像でスタイリッシュな編集の作品であっても
最終的にこちらの届けたい訴求内容が視聴者の心に届かなければ意味がありません。
そのためには、これから記すポイントをしっかり抑えておきましょう。

01:メッセージは1つに絞る

プロモーション動画によって、宣伝したい商品やサービスについて、魅力の全てを伝えたいあまり内容を詰め込みすぎてしまうケースがあります。
これでは情報が多すぎて、散漫な印象になってしまい、肝心なことをターゲットに伝えられません。
商品やサービス、企業をアピールしたいからといってあれもこれもと詰め込むと、結果的に誰にも刺さらない動画になってしまいます。

動画は一度に多くの情報を伝えられる効果的な手段でもありますが、それだけ情報過多にもなりやすいため注意が必要。
例えば15~30秒程度の動画で食品の「食べ方」を紹介したいときに「安さ」や「おいしさ」に軸を置いてしまうとかえって印象に残らない可能性もあります。

伝えたいメッセージが複数あるときは映像を2回、3回と分けるなど、視聴者に「何を言いたかったの?」と思われないように工夫を凝らすようにしましょう。

02:シンプルかつわかりやすく印象に残る演出を

短いもので15秒、長くても2分程度が多いプロモーションビデオにとって、
限られた尺でどれだけ見る人の心を掴めるかは、大きな課題です。

商品やサービスに興味を持ってもらうためにはコンパクトにまとめながらも、わかりやすく印象に残る演出が不可欠です。
そのためには、映像の序盤から視聴者を惹きつけるために、画力の強い映像を使用したり、核心部分に触れ、
再生直後からインパクトを与える構成にすることがポイントです。
また、できるだけテンポ良くコンパクトにまとめることで、最後まで飽きずに動画を見てもらえます。

03:ストーリーのある構成で視聴者を惹きつける

人の興味や好奇心を刺激する、より魅力的なプロモーションビデオを作るには、
単なる商品・サービスのアピールだけでなく、動画にストーリー性を持たせることが大切です。

映像でアピールしたい商品・サービスを、どういった流れで登場させるかと考えてみると良いでしょう。

「起承転結」を意識したストーリー構成はわかりやすいだけでなく、見る人を惹きつける訴求力の高いプロモーションビデオに仕上がります。

04:自分ごと化できるようにする

視聴者が自分ごと化できるかどうかもプロモーションビデオを制作する上で重要なポイントです。
自分ごと化とは、視聴者本人に直接関わるようなことを連想したり紐付けて、無関係ではない関係だと気づいてもらうことです。
例えば紹介する商品が「自分が抱えている悩みを解決できそうだ」と思ってもらえれば、
より商品に興味が湧き、購買意欲が増して、商品・サービスの利用につながることも考えられます。

一例ですが、50代の男性がジムのプロモーションビデオを視聴した場合、出演者が20代と50代とでは受け取り方が変わってきます。
20代の方が痩せて健康的になっていく様子を50代の方が見ても「代謝が違う」と切り捨てられるかもしれませんが、
50代の方に結果が表れれば「自分もできるかも」と思ってもらえる可能性があるでしょう。

また、PRしたいからといって商品やサービスを解説するだけでは自分ごと化から離れてしまうため要注意。
例えばスマホ決済アプリを使用する際に「スマホで支払いができる」よりも「スマホだけで出かけられる」のほうがメリットとして捉える方もいます。
そのサービスを利用することで自分は何が得られるのかを視聴者が明確に感じ取れるような映像制作を心がけるとよいでしょう。

オススメのプロモーション映像

同じ用途で使用する映像であっても、どのような表現方法でアプローチするか?
どのような映像表現で伝えるか?など答えは無数にあります。

その中でも、オススメのプロモーション映像をご紹介します。

【ヤーマン公式】HAKEI イメージムービー



美容機器メーカーの商品プロモーション映像です。
純粋な商品プロモーションというよりは、企業コンセプトなども織り交ぜながら
スケールの大きな世界観を生み出しています。

撮影も非常にクオリティが高く、光(照明)の印象的な演出方法やCGの表現方法にも高級感があり、かなりの工夫が見られます。

単に商品の特徴を羅列するだけではなく、企業の美容に対する取り組みをメッセージに込めながら
商品に繋げる構成は、見ている方により期待感と力強い企業イメージを持ってもらうことに成功しています。

大和工業グループ会社紹介



会社のプロモーション映像をモーショングラフィックで表現した作品です。
実写ではなく、モーショングラフィックで表現するメリットは
実写は情報量が多く、時に伝えたい情報ではないものも発信してしまう場合があります。
(例えば伝えたいことがインタビューの内容であってもそれ以外の登場人物や背景など別の情報に気を取られる場合があります)

より情報だけに特化したい場合は、グラフィックで必要最低限のデザインで伝える方法が有効な場合があります。
また、適した登場人物が見つからない場合やロケーションを設定する必要がなく、そもそも撮影なしで完成させられると言うメリットもあります。

ただ、やや情報に特化してしまう分、見ていて飽きやすい印象になるので、映像の動きや構成、デザインなどを工夫する必要があります。

CREATE THE FUTURE│近畿大学職員採用動画_新卒採用



近畿大学の職員採用プロモーション映像です。
実際に勤務されている職員の方々のインタビューを軸に勤務中の姿を挿入する構成になっています。
ご本人の声によって、勤務内容や働きがいなどの必要項目が一人称で語られていくため、
採用に興味がある視聴者にとって、説明っぽくならずにスマートに見られる工夫がされています。

映像面では、本人だけでなく周囲の環境(施設)を含めた広めの画角が多く、
カラーのトーンやカメラによって奥行きを出されているため
大学のスケール感をより大きく見せる工夫がされています。

また、編集面では、担当者間の切り替えに同ポジカットを使用するなど、
遊びを加えて視聴者を飽きさせない工夫がされています。

富士機工ブランドムービー『想いをカタチに』



企業のブランディングムービーです。
インタビューやナレーションで自社のPRをする代わりに、ドラマのストーリーの中にメッセージを自然に落とし込む方法です。

視聴する側は必ずしも前のめりに情報を知りたいとは限りません。
そういった場合には、エンターテインメントとしての映像を楽しんでもらいつつ、
ストーリーに没入してブランディングの意図を感じ取ってもらう効果的な方法です。

そのためには、何よりストーリー性が重要になってきますし、台本作成や撮影準備に時間を要します。
また、登場人物や衣装、小道具、ロケーションなど通常よりも費用がかかるため、予算管理には十分注意が必要です。

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