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【初心者必見】Blenderで何が表現できるのか!?

【初心者必見】Blenderで何が表現できるのか!?

Blenderで出来ること6つをご紹介!

Blenderとはオープンソースの誰でも完全無料で使えて
3DCG制作に必要な機能を網羅した総合3DCGソフトウェア。
無料でありながらその機能は本格的で今や大注目のソフト。
幅広いジャンルのクリエイターたちが活用できてアップデートも速い。

数年前まではネット上にあるのは外国語のチュートリアルがほとんどで
言葉の壁があり習得に挫折してしまう事があったが、
現在では日本語のチュートリアルも増えて、blenderの習得がしやすく
学べるコンテンツが増えている。

まずはBlenderってどんなソフトなのか?
モデリングができるのか?実写合成はできるのか?
炎や水などの映像表現はできるのか?など
Blenderには膨大な機能が搭載されており
正直できることが多すぎて詳しくわからない。

今回はそんなBlenderを使い始めて間もない私が
Blenderで出来る機能について現時点で学んだことの一部をまとめました。
自分のアウトプットの意味合いもあるが、
読んだ方の参考になればと思うのでご紹介していきます。

1.3Dモデリング

基本的な形状から複雑なオブジェクトまで、自由度の高いモデリングができる機能。
ポリゴンモデリング、スカルプティングなどのテクニックを使って、
キャラクターや動物、背景のビル群などの3Dモデルを作成できる。
またモディファイアを使って様々な形に変形をさせることも可能。

                                 

ポリゴンモデリング

ポリゴンとは3D空間に設定された3つ以上の頂点を辺で繋いで作った面のこと。
このポリゴンを組み合わせていくことで3Dの形状を作っていく。

スカルプトモデリング

土をこねて形成したり、彫刻を彫るようにして3Dオブジェクトを造形していく。
複雑な形など作成する場合、直感的なモデリングができる。

モディファイア

オブジェクトに変更を加えずに形状を変化させることができる機能。

2.アニメーション

アニメーション制作にも適しており、
キーフレームアニメーションやボーンアニメーション、
物理シミュレーションなど作成するための豊富な機能を備えている。
オブジェクトやキャラクターを動かすことができたり、
動きを制御してリアルなアニメーションを作成することが可能。

リギング

アーマチュアやボーンを組み立てていく作業のこと。
ボーンは骨のようなものでボーンの端に球のような部分がついており、球が関節部になる。
ボーンが骨格の役割をするので、モデルの形状に合わせて組み立てたものがアーマチュアとなる。

剛体シュミレーション

物体同士の衝突や重力などを再現する機能。
剛体オブジェクトに物理演算を設定することで、
物体同士の衝突や振動、回転運動などを表現ができる。

グリースペンシル

手書きで2D、3D空間に絵を描くことのできる描画ツール。
マウスやペンタブレットを使用して、手書きの線画や塗りつぶしを作成ができる。

3.視覚効果

BlenderはVFXの制作にも使われいる。
パーティクルシステムなどのシミュレーションツールなどを使い、
リアルな視覚効果を作成することが可能。
流体シミュレーションを使用することで煙や火のエフェクトなど、
様々なビジュアルエフェクトの作成に利用できる。
映画やゲームなどでよく見る特殊効果。

パーティクルシミュレーション

面や頂点から粒子を放出する機能。
球体などを放出して無数の光の玉を表現したり、
棒状のオブジェクトを連続して描画する事で髪の毛の表現も可能。

流体シミュレーション

流体力学に基づいてシミュレーションする機能。
水の流れや噴出、爆発などの表現が可能。

布シミュレーション

布の物理演算を行う機能。
フラッグが風の影響で揺れる表現や、動きのあるリアルなモデルを作成できる。              

4.テクスチャリングとマテリアル作成

オブジェクトにテクスチャやマテリアルを適用することができる。
テクスチャやマテリアルをノードベースで調整でき、
オブジェクトにリアルな質感や表現力の幅が広がる。

テクスチャペインティング

3Dモデルに直接ペイントする機能。
3Dモデルだけではなく、UV展開図にペイントすることも可能。

テクスチャマッピング

2Dのテクスチャを3Dオブジェクト上に貼り付ける機能。

5.実写合成

実写映像(動画・静止画)と3DCGを合成する手法。
実写合成を使うことで、実写の中に3DCG、2D画像、実写映像などの
複数の素材を合成することも可能。
素材の色調や解像度の違いを調整、ライティングの設定をして
1枚の画であるかのようになじませる事ができる。

グリーンスクリーン合成

背景をグリーンスクリーン又はブルースクリーンにし、人物などを含めて撮影する。
背景のグリーンスクリーンを認識させて、グリーンを削除。
人物だけを残す機能。

モーショントラッキング

動画上の特徴点を生成し、特徴点の動きからカメラの動きを解析する機能。
実写の中に3DCGが存在するようにカメラを動かすことが可能になる。                                  

6.ビデオ編集

Blenderにはビデオ編集機能も組み込まれており、
映像のカット、トランジション、カラーグレーディング、エフェクトの追加などの編集機能も利用できる。
また、オーディオトラックの編集も可能。

●まとめ

Blenderは非常に多機能なソフトウェアであり、継続的に進化している。
上記に挙げた以外にも様々なことが可能。
様々なクリエイティブなプロジェクトに活用することができるため、
3Dアーティスト、アニメーター、ゲーム開発者、VFXアーティストなど、
幅広い分野のクリエイターが活用ができる。
気になる表現や、新しい表現を求めてる方など
Blenderは無料という点で敷居が低いので
是非とも活用してみてください。

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